関数f(x)が,a≤x≤bで連続であり,a<x<bで微分可能であれば十分,
{b−af(b)−f(a)=f′(c)a<c<bを満たす実数cが存在する.
平均値の定理は,グラフの 「平均の変化率(2点を結ぶ直線の傾き)」 と, 「瞬間的な変化率(接線の傾き)」 の関係を示す.
- 2点を結ぶ直線(弦): 左辺の b−af(b)−f(a) は,グラフ上の2点 (a,f(a)) と (b,f(b)) を結ぶ直線の傾きを表す.
- 接線の傾き: 右辺の f′(c) は,点 x=c におけるグラフの接線の傾きを表す.
従って,この定理は「グラフが途切れることなく(連続),尖ったところがない(微分可能)なめらかな曲線であれば,2点を通る直線と平行になるような接線が,その間のどこか(少なくとも1箇所)に必ず引ける」ということを意味する.